支配人の山崎でございます。
昨今の新型コロナウィルスの感染拡大に関し、様々なニュースが日々飛び交っております。
皆様方におかれましても、日々の心労は計り知れないものと思います。
新型コロナの発生以降、皆様に安心してお過ごしいただけるよう、消毒等に努めてまいりました。
一つには、皆様方常連となってくださっているお客様からのお声を様々に頂いていたこと。
「大変でしょう？行きますよ。」
「こんな時だからこそ、応援に行かなければ。」
「ちょっと疲れちゃったから行きたいのだけれど、ご迷惑になったりしないかしら。」
スタッフにかけてくださるお声はどれも優しく、日々の助けとなっておりました。
また、一つには今は亡き女将の志。
『宿はいついかなる時でも、お客様をお出迎えするものです。』
思い起こせば、震災の折も、コスト面から休館を提案したスタッフに、
『周りが皆閉めている、こんな時にうちまで閉めたら、どこに泊まるの。
完全でなくても、出来る限りのおもてなしでいいから、開けておきなさい。』と諫めていました。
経営上の観点も当然ございましたが、そのような背景も重なり、
３月以降も宿泊いただきやすいプランを作り、販売をしておりました。
一方 4月6日のニュース速報で緊急事態宣言が発令される旨の内容が流れてまいりました。
昨今の蔓延の速度から、このタイミングでの外出が感染の拡大に拍車をかけることになる為でしょう。
私共小西ホテルといたしましても、寛ぎ・癒しの場をご提供するのが目的でありますので、
緊急事態宣言の内容如何によって、対応を検討したいと考えております。
無論、亡き女将の志は引き継ぎ、お越しいただける皆様を可能な限りおもてなし致します。
ただし、誠に遺憾ながら、感染拡大防除の観点から、ご不便をおかけする事態も生じえます。
今後の政府発表や状況次第で、日々変更もあるかと思いますが、ご不明な際はいつでもお問合せください。
応援のお気持ちは誠にありがたいですが、まずはご自身の安全を確保なさってください。
皆様のご健康と、一刻も早い事態の終息を願っております。