首都圏では連日の雨続きの夏だったようですね。
奥日光も8月になってからは雨の日が多かったのですが、そんな中でも季節は進みます。
8月も下旬を迎え、奥日光は晩夏とも初秋とも言える頃。
ハイキングで人気の戦場ヶ原は、空も高く感じられるようになり、その隙間を埋めんとするかのように、ヨシが丈を伸ばしています。
足元にはエゾリンドウや、アキノキリンソウなどの秋の花。
6月の末頃から奥日光で過ごしていたアキアカネは、名前の通りに茜に染まり、下界へと旅立とうとしています。
かたや、夏の名残を留めるホザキシモツケの群落。
千手が浜付近では、青緑色に輝くミヤマカラスアゲハがひらりひらりと、森を舞います。
ミヤマカラスアゲハが舞う森は、マルバダケブキが満開で、そのヒマワリを思わせる色彩は夏を感じさせます。
天気予報では、この後また酷暑が訪れるのだとか。
奥日光の朝晩は既に20度を下回る日がございます。
どうぞ、涼みにお越しくださいませ。